介護職や留学を経て東急イーライフデザインへ

――まずは、これまでのご経歴についてお聞かせください。

Yさん:
私は、2012年12月に東急イーライフデザインに入社しました。
出産を経て働き方を日勤に変えたり、ポジションが変わったりはしていますが、入社以来ずっと「グランケアあざみ野」に所属しています。
前職でも介護業界に勤めていましたが、6年ほど勤務した後に退職し、短期留学を経験しました。帰国後は、介護経験を積むために派遣社員としていくつかの企業で働き、改めて「正社員で介護の仕事がしたい」と思ったことで、東急イーライフデザインへの入社を決めました。
2020年にケアマネジャーの資格を取得し、現在はケアマネジャーとして勤務しています。

個別性を重視し一人ひとりの「こうしたい」をケアプランに反映

――現在はケアマネジャーとしてどのような仕事をしていますか?

Yさん:
ケアプランを作成し、それに基づいて日々の様子を確認しながら、ご家族様やスタッフに共有し、その時々の課題を挙げながら新たなケアプランを考えていくというのがケアマネジャーの主な役割です。
ケアプランには、もちろん、多くの方に共通する内容もありますが、それぞれの個別性をとても大事にしています。 お一人おひとりの「こうしたい」というご要望を大切にしながら、ご入居者ご本人だけでなくご家族様のご意向も尊重し、その軸に沿ったケアプランをご提案しています。
例えば、いわゆる三大介護と呼ばれる食事・入浴・排泄は、基本的な部分では共通することもありますが、 それに対するアプローチは一人ひとり異なります。
食事で誤嚥しやすい方であれば、「食材の刻み方をこうする」「食事の際の用具はこれを使う」「食事の際の姿勢はこの角度にする」など、その方に合った食事へのアプローチを検討し、ケアプランに落とし込むようにしています。
現在「グランケアあざみ野」では、80名以上の方がご入居されていて、私を含めた2名のケアマネジャーで分担しながらケアプランを作成しています。

――仕事の中で難しさを感じるのはどのような時ですか?

Yさん:
「グランケアあざみ野」では、ご自身のこれまでの暮らしにこだわりを持たれているご入居者が少なくありません。そのため、ご要望が細部にわたり、対応に難しさを感じることもあります。
また、時にはご入居者ご本人の思いとご家族様の考えが一致しなかったり、私たちスタッフが感じていることとは違った視点をお持ちだったりすることもあります。
ご入居者のご要望にできる限り寄り添いながらも、適切な介護を行うためのケアプランをご提案し、ご入居者とご家族様、スタッフそれぞれが納得したうえで、最適なケアプランを作成できるよう心がけています。

アットホームで協力的な雰囲気が魅力

――「グランケアあざみ野」にはどのような特徴や魅力がありますか?

Yさん:
私自身は他の住宅を経験していないので比較はできないのですが、いくつかの住宅を見学したうえでグランケアあざみ野を選んでくださるご入居者の多くが、「アットホームで落ち着いた雰囲気が決め手になった」と言ってくださいます。
役職や職種に限らずみんなで話したり意見を出し合ったりしている雰囲気が、住宅のアットホームさにつながっているのかもしれません。
また、グランケアあざみ野はユニットで担当が分かれていることが大きな特徴のひとつです。
前職では、介護だけでなく掃除やシーツ交換なども含めて全員で全居室に対応していましたが、グランケアあざみ野はユニット型で役割もしっかり分業化されているため、自分の役割に集中して取り組める環境だと感じています。

一方で、ユニットに分かれていることで、他のユニットの状況を把握しづらかったり迅速にサポートに入れなかったりすることもあり、課題も感じます。
今は、メインユニットを持ちながらも他のユニットの対応もできるように少し体制を見直しているところです。

▼グランケアあざみ野についてはこちらの記事も

本当の想いを知れることが大きなやりがい

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――どのような時にやりがいを感じますか?

Yさん:
ご入居者が心を開いて本音をお話してくださった時は嬉しいですし、やりがいを感じます。
特に介護スタッフだった時には、「少し体調が悪そうだな」「心配ごとがあるのかな」と気づくことも多く、時間を見つけてお声がけする機会が多々ありました。そうやってお声がけすることで、「こんなことに不安を感じている」「もっとこうしたい」など、本当の想いをお話してくださる方も多くいらっしゃいます。
良いことも悪いことも含めて心を開いてお話してくださることで、より深く信頼関係を結ぶことができたと思います。

ケアマネジャーになった今は、すべての方とじっくりお話しすることは難しくなってしまいましたが、介護スタッフを通して様子を共有してもらいながら、ケアプランに反映させるようにしています。
その中で、特に気になったことや自分自身できちんと確かめたいと思うことがあれば、直接ご入居者とお話しすることもあります。そうすることで、「本当はこういうことが伝えたかった」など、ご入居者の想いをより深く知れることもあるものです。
できる限りコミュニケーションを取りながら、本心を伺うことで、満足度の高いケアプランをご提案できるように意識しています。

子育てと両立しながら、ケアマネジャーの資格取得に挑戦

――2020年にケアマネジャーの資格を取得されたとのことですが、取得を目指そうと思ったきっかけがあれば教えてください。

Yさん:
将来的に両親の介護が必要になった時に役立つと思い、ケアマネジャーを目指しました。
もともと将来的な両親の介護を見据えて介護職を始めましたが、今は地元から離れてしまっています。いざ両親の介護が必要になった時に、技術面だけでなく、行政の制度のことなども詳しく知っていた方が、離れて暮らしていても対応しやすいと思ったことも、ケアマネジャーの勉強をするきっかけになりました。
また、子どもが生まれて夜勤で働くのが難しくなったことも、きっかけのひとつです。ケアマネジャーの資格を取得して介護職からケアマネジャーへ働き方を変えることで、家庭との両立もしやすくなると考えました。

――ケアマネジャーの資格を取得後、実際に身近な方の介護にも役立っていますか?

Yさん:

数年前に義理の両親が新型コロナウイルスに感染したことで、体調を崩し、その後サポートが必要な状況になりました。
当時は介護認定など何も受けていなかったため、介護認定や行政のサービスを受けるための手続きの際にケアマネジャーの知識が役立ちました。
その後、家事支援サービスを受けられるようになり、義理の両親からは「こんなサービスが受けられるなんて知らなかったから助かった」と言ってもらえました。
介護職だけだと、どこに相談してどのように手続きしたら良いかすぐには分からなかったかもしれませんが、ケアマネジャーの資格を取得していたからこそスムーズに対応できました。

――お仕事や子育てをしながら資格取得を目指すのは大変ではありませんでしたか?

Yさん:
それはもう大変でした(笑)。
当時、子どもがまだ保育園だったので、子どもが起きる前の早朝や電車の移動時間、帰宅して子どもを寝かしつけた後に時間を作って勉強しました。
実は初めて試験を受けた時に、あと一歩というところで落ちてしまったんです。一度は「もう辞めようかな」とも思いましたが、「せっかくここまで勉強してきたんだし、もう一度挑戦しよう!」と奮起してリベンジし、無事に取得できました。

▼ケアマネジャーの資格取得についてはこちら

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ケアマネジャーになって広がった働き方と責任

――ケアマネジャーの資格取得後、働き方は変わりましたか?

Yさん:
介護職として現場に出ていた時よりも柔軟にシフトを調整できるようになりました。私は時短勤務をさせていただいているため、夜勤はなく家庭や育児と両立しながら働くことができています。
一方で、ケアマネジャーは限られた人数しか配置されていないため、責任も大きく、代わりがいないことの大変さも感じています。
実際に長期でお休みをいただいた後は、思っていた以上に共有事項が多くて把握するのが大変でした(笑)。
責任も大きく大変なこともありますが、介護職の時以上に知識を活かして柔軟に働くことができていると感じます。

▼ケアマネジャーの働き方についてはこちら

経験を活かしながら、新たな視点で向き合うことが大切

――介護職での経験は、ケアマネジャーの仕事にも活かされていますか?

Yさん:
もちろん活かされていることも多いです。ただ、ケアマネジャーとして働くにあたって、先輩から「現場とは視点を変えないといけない」と教わりました。
最初の頃は、そもそもどのように視点を変えたら良いのかが分からず、現場目線でのケアプランになっていたように思います。

ケアマネジャーとして大切なことは、ご入居者の想いだけでなく、ご家族様の想いやスタッフの役割などを含めたケアプランを考えることです。そのため、時にはご入居者の想いがそのまますべてケアプランに反映されるわけではないこともあります。
もちろん、お一人おひとりの想いに寄り添って、できる限り叶えたいという想いはあります。ただ、ご入居者だけでなく、その背景にいらっしゃるご家族様のご意向も汲み取りながら、何ができるかを考えることがケアマネジャーの役目です。
時にはすべての想いを叶えられないこともあるかもしれませんが、ご入居者にとってもご家族様にとっても安心して過ごすことができ、スタッフにとっても負担のかからない最善のケアプランをご提案することを心がけています。

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社会福祉士を目指してより多くの方の力になりたい

――今後の目標を教えてください。

Yさん:
ケアマネジャーとして経験を積んでいきながら、社会福祉士の資格も取得したいと考えています。
実は、私の子どもが療育に通っていて、我が子と向き合う中で、社会福祉士の資格にも興味を持ちました。
また、以前、高次脳機能障害のある方と関わる機会があり、これまでの介護経験やケアマネジャーの知識だけではそうした方の手助けをすることが難しいと感じ、自分の無力さを痛感したんです。
高次脳機能障害は脳の損傷により、記憶障害を引き起こしたり感情のコントロールが難しくなったりしてしまう障害です。その方との関わりを機に、これまでの経験や知識だけでなく、福祉に関するより深い知識を学びたいと考えるようになりました。
今は介護事業に従事していますが、老若男女にかかわらず、多くの方のサポートができるようなより深い知識と技術を身につけたいと思っています。

いい刺激を与え合える仲間と共に成長できる環境

――最後に、東急イーライフデザインや介護事業にご興味をお持ちの方へメッセージをお願いします。

Yさん:
東急イーライフデザインは、福利厚生が手厚く、安心して働けることが大きな魅力です。また、スタッフ同士のコミュニケーションが盛んで、誰とでも話しやすい雰囲気が根づいています。人間関係に悩んでいるという声は聞いたことがないほど、人間関係も良好ですし、役職にかかわらず風通しの良い環境だと感じています。
困った時にはみんな相談に乗ってくれますし、頼りになる先輩もたくさんいるので、安心して挑戦してほしいです。私自身、先輩にはたくさん助けてもらいましたし、多くの刺激も受けました。
実は、介護福祉士を目指そうと思ったのも、先輩が取得している姿を見て「頑張ってみよう!」と思ったからなんです。
そんな風にいい刺激を与え合える仲間がたくさんいますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!

――貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。

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※本記事に掲載されている情報は、2026年8月31日時点での情報です。

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