異分野から介護職を目指し東急イーライフデザインに入社

――まずは、お二人の自己紹介をお願いします。

Mさん:
2025年に新卒入社し、ライフニクス高井戸で介護スタッフとして勤めています。大学時代は、文学部で世界史を学んでいたので、介護について専門的に学んだ経験はありませんでした。
介護の道に進んだきっかけは、就活を進める中で「人の役に立つ仕事がしたい」と思うようになったことがひとつです。また、小学生から大学生まで続けていた合唱活動の中で、老人ホームで歌を歌った経験や、中学時代に職場体験で介護施設を訪問したことをふと思い出し、高齢者の方と関わる仕事がしたいと考えるようになり、東急イーライフデザインに入社しました。

Sさん:
同じく2025年に新卒入社し、現在はグランクレール青葉台二丁目ケアレジデンスで介護スタッフとして勤めています。
私も大学時代は、介護とは関わりのない工学部で勉強していました。自分が本当にやりたい仕事を改めて考えるようになり、幅広い分野で就職活動をしていた中で、特別養護老人ホームのお話を聞く機会があり、興味を持つようになりました。
その後、福祉の専門学校に入学し、介護福祉士の資格を取得して東急イーライフデザインに入社しました。

住宅やご入居者に応じて必要なケアが大きく異なることを実感

ご入居者のお茶を準備するSさん

――入社から1年ほど経過しましたが、入社前のイメージからギャップを感じたことはありますか?

Sさん:
実際に働いてみると、座学で学んだこととは違う出来事があったり、思い通りにいかなかったりすることも多く、最初は戸惑いました。もちろん学びが活かせる場面も多々ありますが、ご入居者それぞれの状態や、必要なケアが違うからこそ、一筋縄ではいかないことも多いと実感しています。
例えば、学校では、「聞き手に回ること」の重要性を学んできましたが、ご入居者によっては、こちらから話しかけないとなかなかお話してくださらない方もいます。中には、こちらが積極的にお話しすることで、思いをお話ししてくれるようになる方や、お話を聞くのが好きな方もいるのだと気がつきました。

Mさん:
私が勤めている「ライフニクス高井戸」では、介護が必要な方向けの「介護居室」と、自立の方向けの「一般居室」が同じ建物内に併設されています。
一般居室にお住いのご入居者で、スポット的にサポートが必要な方のお部屋に訪問して、生活の中でのお手伝いをホームケアとして行っています。いわゆる介護ケアというよりも家事サポートや接客に近い印象を受けて最初は驚きました。

――それぞれの住宅でご入居者の状態やケアの仕方が大きく異なるんですね。

Mさん:
ホームケアでは、お薬の管理やお部屋内の環境整備など、それぞれのご要望に合わせてサポートを行います。介護ケア以上にご入居者と密にコミュニケーションを取ることができる点はホームケアの大きな魅力です。
身体介護などのいわゆる介護ケアと、ホームケアの双方に携わることができ、とても貴重な経験をさせていただいていると実感しています。

Sさん:
私は、いわゆる介護職としての一般的な介護ケアが主な仕事内容です。食事介助や服薬介助、起き上がったり横になる際の身体介助、排泄介助、入浴介助など、介護ケア全般に携わり、早番・遅番・夜勤のシフトごとに担当しています。
Mさんからホームケアの話を聞いた時には「住宅によってこんなに違いがあるんだ!」と驚きました。

同期は互いに励まし合える心強い存在

――お二人は同期入社ということですが、定期的に交流したりお仕事の情報共有をしたりする機会があるのですか?

Sさん:
プライベートでメッセージを送って情報共有したり、時々食事に行って「最近どう?」と話をしたりしながら、互いに励まし合っています。

Mさん:
私自身は入社して初めて介護職を経験したので、介護ケアとホームケアの双方に携わることが、介護職として一般的な働き方だと思っていました。でもSさんから他の住宅のお話を聞いて「全然違うんだな」と気づいて新鮮でした。
他の住宅の働き方を知ることができたり、「こういう時ってどうしてる?」と相談したりできるので、とても心強い存在です。

ご入居者を中庭にご案内するMさん

感謝の言葉やご入居者の笑顔がなによりのやりがい

――お仕事をする中で一番やりがいを感じるのはどのような時ですか?

Sさん:
ご入居者に笑顔になっていただいた時が一番嬉しいです。
例えば、お風呂が好きな方は、入浴の際にはとても嬉しそうにしてくださいます。入浴後のお着替えもひとつずつ丁寧にケアすることを大事にしているので、「優しくしてくれて嬉しいわ」と言っていただけた時にはすごくやりがいを感じます。
また、言葉だけではなく、いつもよりもゆったりと過ごされている様子を見かけて、「今日のケアは良かったのかな」と思えることもあります。
介護や介助の中でのちょっとした心がけが、ご入居者の安心感や喜びにつながっていると感じられた時は、何よりやりがいを感じる瞬間です。

Mさん:
私もやはり直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただけた時は、とてもやりがいを感じます。ご入居者の方に名前を覚えていただけた時も「認めていただけたのかな」と嬉しくなります。
「ライフニクス高井戸」には、一般居室の方がご利用いただけるレストランがあります。そうした共有部分で、私が車椅子や歩行器で誘導したり介護ケアをしている姿を見て、一般居室のご入居者の方から「あなたの対応がとても丁寧で良かったわ」と、お褒めの言葉をいただいたことがあり、とても励みになりました。

想定外の対応も周りのサポートのおかげでスムーズに乗り越えられた

――逆に大変だったことや、想定していなかったことが起きて戸惑った経験などがあれば教えてください。

Sさん:
夜勤の時間帯にお一人のご入居者の方が救急搬送されたことがあり、初めてのことで戸惑いました。私が搬送先まで同行することになったのですが、救急車に乗ること自体、人生で初めてだったのですごく緊張しました。かえってご入居者の方が落ち着いていて、「大丈夫よ」とおっしゃったくらいです。
その時は、先輩スタッフや看護師スタッフの方に、救急隊への伝え方や対応の仕方、搬送先からの戻り方など細かく教えていただき、無事に落ち着いて対応することができました。

Mさん:
私も一度救急搬送を経験したことがあります。もちろん、救急搬送の際の流れなどは研修で教わっていましたが、実際にその場に居合わせると「どうしたらいいんだろう」と戸惑ってしまいました。
救急搬送以外にも、転倒や事故、急な体調の変化など、想定外のことが起きた時には焦ってしまいますね。
また、一般居室でのホームケアでは、それぞれ暮らしの中でケアさせていただくため、介護居室の方以上にご自身の家として生活を整えていらっしゃる方が多いです。例えば、掃除用具の場所や小物の保管場所がお一人おひとり違うため、最初はひとつひとつ把握するのに苦労しました。

成長を感じると同時に自分の生活を見直す機会にもなっている

――さまざまな経験を通して、ご自身の成長や心境の変化などは感じられていますか?

Sさん:
最初の頃は先輩にOJTについていただいて、ひとつひとつ教えてもらいながら介助を覚えていきましたが、一人でもできる介助が増えてきて成長を実感しています。介助の技術が上がっただけでなく、最初は時間がかかっていた洋服の着脱や排泄介助の際のパットの装着などもスムーズに綺麗にできるようになりました。
また、夜勤を一人でスムーズに対応できたり、心の余裕を持って丁寧に介助ができたりするようになり、この1年で学んだことが身についているなと感じます。
丁寧にできるようになってきたことで「ありがとう!」と言っていただける機会も増え、ここまで頑張ってきた甲斐があったと感じますし、これからも頑張ろうという仕事へのモチベーションにもつながっています。

Mさん:
私はゼロからのスタートだったので、最初は身体介助や排泄介助にものすごく時間がかかっていました。介護は1人だけで動く現場ではないので、私の介助スピードが遅いことで、他のスタッフやご入居者にも迷惑がかかっているのではないかと思うこともありました。
ですが、回数を重ねて少しずつ慣れてきたことで、スピードと正確性が高まり、成長を実感しています。
また、何が起きても、動じずに冷静に対処できるようになってきました。介護の現場では、思いがけないことが日常的に起こります。先ほどお話しした救急搬送なども含め、さまざまな経験を積んできたことで、慌てずにしっかり対応できるようになったことは、私の中で大きな成長です。

Sさん:
心境の変化という点では、入社してから一人暮らしを始めたことで、周りの方への感謝の気持ちが確実に増しました。食事や洗濯、着替えや物の管理など、これまで家族に頼っていたことを今はすべて自分でやることになり「こんなに大変だったんだ」と改めて感じています。
感謝の気持ちが増したことで周りの方に対して、もっと丁寧に接するようにしようという気持ちも生まれ、仕事にも活かされています。

Mさん:
私もご入居者に寄り添うことで、自分の生活を見つめ直す機会になっていると感じています。ちょっとした気配りや心がけが、ご入居者の笑顔や感謝の言葉として自分に返ってきていることも実感しています。
私はもともと積極的にコミュニケーションをとることが得意なタイプではなかったのですが、介護の仕事を通していろいろな方と関わってきたことで、街で困っている方を見かけたら、積極的に声をかけたりお手伝いしたりできるようになりました。
この1年で経験したことが、自分の私生活にもいい影響を与えてくれていると感じています。

東急イーライフデザインは社員の“私らしく”も大切にしてくれる会社

――東急イーライフデザインにはどのような魅力があると思いますか?

Sさん:
会社の母体が安定していることで、福利厚生が充実している点や、どの住宅も駅から近く通いやすい点は大きな魅力です。実は、私自身が入社を決めた理由のひとつでもあります。
研修制度も充実していて、入社してすぐに20日間の新入社員研修があり、ひとつひとつ丁寧に学べたおかげで配属後もスムーズに対応することができました。
また、定期的に本社の方との面談があり、困ったことや悩みごとがあってもすぐに相談できる体制が整っています。
時には配属先のスタッフには言いづらいこともありますが、本社スタッフの方がサポートしてくださるおかげで解決できたこともあります。
配属先のスタッフだけでなく、会社としてきちんとサポートしてくれていることは、働くうえでの安心感にもつながっています。

Mさん:
私は就活の時から、東急イーライフデザインの「私らしくを、いつまでも」という言葉が心に響いていて、介護への考え方に魅力を感じていました。
実際入社してみると、ご入居者に対してだけでなく、働くスタッフ一人ひとりの「私らしく」も大切にしてくださっていることを実感しました。一人ひとりを思いやる信念や風土は、東急イーライフデザインの何よりの魅力です。
介護の現場は、思い通りにいかないことも多く、大変さもありますが、会社として社員を大切にして、手厚くサポートしてくださるからこそ、安心していきいきと働くことができています。

Mさんがホームケアを担当しているご入居者と一緒に

スキルを磨いてご入居者のより良い生活をサポートしたい

――今後の目標や目指したい姿などがあれば教えてください。

Sさん:
まずは、日々ご入居者の笑顔のために介助の技術を磨き、スタッフと協力しながら円滑に気持ちよく仕事ができるように心がけたいです。スタッフの私たちが笑顔で気持ちよく介護や介助を行うことで、ご入居者の生活をより良くできたらいいなと思っています。
これから入社されるスタッフやご入居されるご入居者との新たな出会いも大切にしながら、皆で気持ちよく過ごせる住宅にしていくことが目標です。

Mさん:
私は、まずは介護福祉士の資格を取得することが目標のひとつです。そのためにも、日々経験を積みながら介護の技術を高めていきたいです。
また、「ライフニクス高井戸」では、新たにリハビリのプログラムが始まり、私もトレーニングのお手伝いをさせていただいています。今後は、新たな分野にもチャレンジしながら、幅広いスキルを身につけたいです。

自分なりのやり方で大きな喜びや愉しさを感じられる仕事

――最後に、東急イーライフデザインや介護業界にご興味をお持ちの求職者の方に向けてメッセージをお願いします。

Sさん:
介護職は、ご入居者の方と直接深く関わることができ、他の仕事では感じられないような魅力がある仕事だと思います。もちろん、大変な時もありますが、一人ひとりと深く関わるからこそ、ご入居者の生活がより良くなっていると実感できた時や、「ありがとう」と言っていただけた時には、大変さの何倍、何十倍もの喜びが得られます。
多くの方と出会い、大きな喜びを感じられる、他では味わえないような愉しさがある仕事だと思うので、ぜひ、思い切ってチャレンジしていただけたら嬉しいです。

Mさん:
私は、未経験からのスタートで、最初は不安なことも多くなかなか自信が持てないこともありました。でも、ご入居者の方と直接コミュニケーションを取っているうちに、自分のちょっとした心がけや行動を喜んでいただいたり感謝の言葉をいただいたりする機会が増え、自信が持てるようになりました。
また、介護は、一人ひとりに合ったやり方があるからこそ、「自分なりのやり方を見つければいいよ」と先輩スタッフに言っていただき、まさに“私らしく”働ける環境だと実感しています。
経験や知識がなくても、自分らしくやりがいを感じながら働けるお仕事だと思うので、ぜひ一緒に頑張りましょう!

――力強いメッセージをいただきありがとうございました。
※本記事に掲載されている情報は、2026年5月28日時点の情報です。

関連する記事

関連するキーワード