企業理念と介護に対する想いがマッチして入社を決意
――まずは、これまでのご経歴を教えてください。
大学卒業後は、とあるシニア事業を運営する会社に入社し、介護スタッフとして勤務していました。もともと私は幼少期をアメリカで過ごしていたこともあり、介護スタッフとして働きながらも「海外で働きたい」という想いを捨てきれずにいました。
そんな折、たまたま青年海外協力隊での介護事業スタッフの募集が目に留まったんです。しかも、応募の締め切りは5日後!すぐに応募し、渡航することになりました。
その後、青年海外協力隊での任期を終えて帰国してからは、デイサービスのスタッフや、外国人技能実習生を介護分野へ斡旋する仕事なども経験しました。
――グローバルに活躍された後、東急イーライフデザインに入社を決めたのはなぜですか?
前職が海外技能実習生の斡旋事業だったのですが、コロナ禍に直面し、技能実習生が入国できなくなってしまったんです。
そうした状況下で転職を考え、グランケアあざみ野で実践しているユニットケア型の介護事業に以前から興味を持っていたことや、「私らしくを、いつまでも。」という企業のコンセプトが私自身の介護に対する想いと合致したことが決め手となり、2020年に東急イーライフデザインに入社しました。
大学卒業後は、とあるシニア事業を運営する会社に入社し、介護スタッフとして勤務していました。もともと私は幼少期をアメリカで過ごしていたこともあり、介護スタッフとして働きながらも「海外で働きたい」という想いを捨てきれずにいました。
そんな折、たまたま青年海外協力隊での介護事業スタッフの募集が目に留まったんです。しかも、応募の締め切りは5日後!すぐに応募し、渡航することになりました。
その後、青年海外協力隊での任期を終えて帰国してからは、デイサービスのスタッフや、外国人技能実習生を介護分野へ斡旋する仕事なども経験しました。
――グローバルに活躍された後、東急イーライフデザインに入社を決めたのはなぜですか?
前職が海外技能実習生の斡旋事業だったのですが、コロナ禍に直面し、技能実習生が入国できなくなってしまったんです。
そうした状況下で転職を考え、グランケアあざみ野で実践しているユニットケア型の介護事業に以前から興味を持っていたことや、「私らしくを、いつまでも。」という企業のコンセプトが私自身の介護に対する想いと合致したことが決め手となり、2020年に東急イーライフデザインに入社しました。
最期をどう過ごせるかを大切にしたい
――どのような想いが「私らしくを、いつまでも。」に一致したのですか?
さまざまな介護事業の経験を通して、「看取りまで寄り添う中で、最期をどう過ごせるかを一番大切にしたい」という想いを強く抱くようになりました。
そうした想いを抱くようになったのは、ペルーでの青年海外協力隊時代に出会った、とあるご高齢者の生き様がきっかけでした。その方は、見た目やDNAは100%日本人なのですが、音楽が鳴れば自然と踊り出したり歌い出したりしていたんです。
それがとても自然体な姿で、環境さえ整えば「私らしく」を実践できるのだなと身をもって実感しました。
その時に抱いた想いから、「私らしい最期」を迎えられることを大切にしたいと考えるようになり、東急イーライフデザインの「私らしくを、いつまでも。」というコンセプトに共感しました。
さまざまな介護事業の経験を通して、「看取りまで寄り添う中で、最期をどう過ごせるかを一番大切にしたい」という想いを強く抱くようになりました。
そうした想いを抱くようになったのは、ペルーでの青年海外協力隊時代に出会った、とあるご高齢者の生き様がきっかけでした。その方は、見た目やDNAは100%日本人なのですが、音楽が鳴れば自然と踊り出したり歌い出したりしていたんです。
それがとても自然体な姿で、環境さえ整えば「私らしく」を実践できるのだなと身をもって実感しました。
その時に抱いた想いから、「私らしい最期」を迎えられることを大切にしたいと考えるようになり、東急イーライフデザインの「私らしくを、いつまでも。」というコンセプトに共感しました。
「私らしくを、いつまでも。」に少しでも近づけるように
――「私らしくを、いつまでも。」という理想的な介護を実現できていますか?
「私らしい最期」に正解はないですし、亡くなってからはご本人の満足度を聞くことができないので、まだ理想を実現できているとは言い切れないです。その方らしさを優先したいと思っていても、実際にご本人が「私らしく」過ごせたのかどうか、真相はわからないですよね。
ただ、グランケアあざみ野では、医療的なストップがなければ晩酌や好みのお食事などを愉しむ方もいらっしゃるほど自由に過ごしていただけるため、「私らしさ」を実現しやすい環境だと思います。
例えば、医療的な観点から飲酒はできないけれど、本当はお酒が好きというご入居者の方には、ブランデーやウイスキーをハンカチにしみ込ませて香りを愉しんでいただいたこともありました。
そうした過ごし方のご提案ができるからこそ、ご家族から「ここで良かった」とのお言葉をいただくことが多く、少しは理想とする介護を実現できているのかなと実感しています。
「私らしい最期」に正解はないですし、亡くなってからはご本人の満足度を聞くことができないので、まだ理想を実現できているとは言い切れないです。その方らしさを優先したいと思っていても、実際にご本人が「私らしく」過ごせたのかどうか、真相はわからないですよね。
ただ、グランケアあざみ野では、医療的なストップがなければ晩酌や好みのお食事などを愉しむ方もいらっしゃるほど自由に過ごしていただけるため、「私らしさ」を実現しやすい環境だと思います。
例えば、医療的な観点から飲酒はできないけれど、本当はお酒が好きというご入居者の方には、ブランデーやウイスキーをハンカチにしみ込ませて香りを愉しんでいただいたこともありました。
そうした過ごし方のご提案ができるからこそ、ご家族から「ここで良かった」とのお言葉をいただくことが多く、少しは理想とする介護を実現できているのかなと実感しています。
「ありがとう」の一言が何よりのやりがい
――どのような時に仕事のやりがいを感じますか?
シンプルに「ありがとう」と言っていただけた時は、一番心に沁みますし、やりがいを感じます。ご入居者の笑顔を見られた時や、逆に冗談を言ってこちらを笑わせようとしてくださる時にも、すごく嬉しい気持ちになりますね。
お一人おひとりの想いをできる限り読み取って、その想いに寄り添えるようなケアを心がけています。
ご自分からは言い出されないけれど、日々のコミュニケーションの中でご希望を察することがあります。たとえば、「もっと爪を綺麗にしたいんだろうな」「お風呂には入れないし、大げさなことはしたくないけれど、身体を温めたいと思っているんだろうな」など…。
そうした想いに寄り添いながら、いつも以上に丁寧に爪をケアしたり、足浴や温かいタオルで身体を温めたり、少しでも喜んでいただけるようなケアを提供するようにしているんです。そうしたプラスアルファのケアが、ご入居者の気持ちとマッチした時にはとても喜んでいただけますし、私自身も大きな達成感や嬉しさを感じます。
ご入居者お一人おひとりの想いをくみ取りながら的確なケアを考えることが、この仕事の醍醐味のひとつでもあります。
シンプルに「ありがとう」と言っていただけた時は、一番心に沁みますし、やりがいを感じます。ご入居者の笑顔を見られた時や、逆に冗談を言ってこちらを笑わせようとしてくださる時にも、すごく嬉しい気持ちになりますね。
お一人おひとりの想いをできる限り読み取って、その想いに寄り添えるようなケアを心がけています。
ご自分からは言い出されないけれど、日々のコミュニケーションの中でご希望を察することがあります。たとえば、「もっと爪を綺麗にしたいんだろうな」「お風呂には入れないし、大げさなことはしたくないけれど、身体を温めたいと思っているんだろうな」など…。
そうした想いに寄り添いながら、いつも以上に丁寧に爪をケアしたり、足浴や温かいタオルで身体を温めたり、少しでも喜んでいただけるようなケアを提供するようにしているんです。そうしたプラスアルファのケアが、ご入居者の気持ちとマッチした時にはとても喜んでいただけますし、私自身も大きな達成感や嬉しさを感じます。
ご入居者お一人おひとりの想いをくみ取りながら的確なケアを考えることが、この仕事の醍醐味のひとつでもあります。
ユニットケアならではの深いケアを実現
――現在の仕事内容について教えてください。
現在は、グランケアあざみ野のユニットリーダー兼フロアリーダーを担っています。自分が担当するユニットの責任者でもあり、同じフロアにある3つのユニットの統括も務めています。
それぞれのユニットでユニットリーダーを配置しているため、統括である私の役割は3つのユニットの連携を図ることです。責任者ではありますが、私よりも社歴の長い方や知識のあるスタッフもたくさんいるので、周りのスタッフと相談しながら決めています。
――ユニットケアとはどのような仕組みなのですか?
私が所属するグランケアあざみ野では、1フロアを3つのユニットに分けてケアを担当しています。多くの場合、フロアや住宅全体で業務を分担していることが多いですが、ユニットケアではご入居者もスタッフもユニットごとに配置が分かれているため、同じスタッフが同じご入居者のケアを担うことができます。
そのため、ご入居者にとっても安心感が大きく、スタッフにとってもお一人おひとりとじっくり向き合いながら、より深いケアを行えることが大きな魅力です。
また、少人数のユニットでご入居者同士も知った顔ぶれだからこそ、他のシニア住宅と比べて、より「住んでいる」という感覚を持っていただきやすいというメリットもあります。
現在は、グランケアあざみ野のユニットリーダー兼フロアリーダーを担っています。自分が担当するユニットの責任者でもあり、同じフロアにある3つのユニットの統括も務めています。
それぞれのユニットでユニットリーダーを配置しているため、統括である私の役割は3つのユニットの連携を図ることです。責任者ではありますが、私よりも社歴の長い方や知識のあるスタッフもたくさんいるので、周りのスタッフと相談しながら決めています。
――ユニットケアとはどのような仕組みなのですか?
私が所属するグランケアあざみ野では、1フロアを3つのユニットに分けてケアを担当しています。多くの場合、フロアや住宅全体で業務を分担していることが多いですが、ユニットケアではご入居者もスタッフもユニットごとに配置が分かれているため、同じスタッフが同じご入居者のケアを担うことができます。
そのため、ご入居者にとっても安心感が大きく、スタッフにとってもお一人おひとりとじっくり向き合いながら、より深いケアを行えることが大きな魅力です。
また、少人数のユニットでご入居者同士も知った顔ぶれだからこそ、他のシニア住宅と比べて、より「住んでいる」という感覚を持っていただきやすいというメリットもあります。
相性やプライドへの配慮が必要
――仕事をするうえで難しさを感じることはありますか?
ご入居やご退居など、空室が出るタイミングが決まっているわけではないため、「このユニットに入りたい」というご希望があったとしてもご希望に添うことができずに心苦しい思いをすることもあります。
また、ユニットケアでは、連帯感が強いため良い関係性を築けることが多い一方で、時にはご入居者同士の相性が合わずぎくしゃくしてしまうこともあるんです。
例えば、先にご入居されている方が先輩風を吹かせていることもあります。認知症状によって大きな声を出してしまう方に対して、他のご入居者が居心地が悪いということも少なくありません。特に男性は企業人としてご活躍されてきた方が多く、プライドがぶつかり合ってしまうこともあります。
人と人との関わりなだけにどうしても相性があることは仕方のないことなので、それぞれの考えやプライドに配慮しながら、皆さんが穏やかに生活できるようにするにはどうしたら良いかということを常に考えています。
ご入居やご退居など、空室が出るタイミングが決まっているわけではないため、「このユニットに入りたい」というご希望があったとしてもご希望に添うことができずに心苦しい思いをすることもあります。
また、ユニットケアでは、連帯感が強いため良い関係性を築けることが多い一方で、時にはご入居者同士の相性が合わずぎくしゃくしてしまうこともあるんです。
例えば、先にご入居されている方が先輩風を吹かせていることもあります。認知症状によって大きな声を出してしまう方に対して、他のご入居者が居心地が悪いということも少なくありません。特に男性は企業人としてご活躍されてきた方が多く、プライドがぶつかり合ってしまうこともあります。
人と人との関わりなだけにどうしても相性があることは仕方のないことなので、それぞれの考えやプライドに配慮しながら、皆さんが穏やかに生活できるようにするにはどうしたら良いかということを常に考えています。
風通しの良さや休暇の取りやすさが大きな魅力
――東急イーライフデザインの魅力を教えてください。
会社全体としてとても風通しがよく、相談しやすい環境が整っていることが大きな魅力です。
私はもともと、あまり周りに相談せずに何でも自分で完結しようとしてしまうところがあり、若い頃はそれゆえの失敗もたくさんしてきました。
東急イーライフデザインに入社してからは、「もっと相談したり頼ったりしていいんだ!」と思えるようになり、何事も相談しながら進められるようになりました。皆さん本当に頼りがいがある方ばかりだからこそ安心して相談できるのだと感じています。
介護事業は女性スタッフが多いイメージがあると思いますが、当社では男性社員が多く、力仕事などの面でも頼らせていただけているので大変心強いです。
また、休暇が取りやすいことも大きな魅力です。実は、面接で「長期休暇を取りやすい」と教えていただいたことも、入社を決めた理由のひとつです。
実際に入社してからは、毎年1週間程度の長期休暇を取得して海外旅行へ出かけています。去年はドイツに行きました!
人員的にどうしても休みが取りづらい時期もありますが、体調不良などで休んでも嫌な顔をする人は一人もいませんし、有休やリフレッシュ休暇などは全スタッフが当たり前に取得しています。
私自身、シフトを組む立場でもあるので、スタッフが遠慮せず休暇を取得できるよう、積極的に自ら休暇を取るようにしています。
会社全体としてとても風通しがよく、相談しやすい環境が整っていることが大きな魅力です。
私はもともと、あまり周りに相談せずに何でも自分で完結しようとしてしまうところがあり、若い頃はそれゆえの失敗もたくさんしてきました。
東急イーライフデザインに入社してからは、「もっと相談したり頼ったりしていいんだ!」と思えるようになり、何事も相談しながら進められるようになりました。皆さん本当に頼りがいがある方ばかりだからこそ安心して相談できるのだと感じています。
介護事業は女性スタッフが多いイメージがあると思いますが、当社では男性社員が多く、力仕事などの面でも頼らせていただけているので大変心強いです。
また、休暇が取りやすいことも大きな魅力です。実は、面接で「長期休暇を取りやすい」と教えていただいたことも、入社を決めた理由のひとつです。
実際に入社してからは、毎年1週間程度の長期休暇を取得して海外旅行へ出かけています。去年はドイツに行きました!
人員的にどうしても休みが取りづらい時期もありますが、体調不良などで休んでも嫌な顔をする人は一人もいませんし、有休やリフレッシュ休暇などは全スタッフが当たり前に取得しています。
私自身、シフトを組む立場でもあるので、スタッフが遠慮せず休暇を取得できるよう、積極的に自ら休暇を取るようにしています。
外国人スタッフのケアにも携わりたい
――今後の目標についてお聞かせください。
初志貫徹で、これからも「私らしくを、いつまでも。」を追求することが第一の目標です。
当社では、「イーライフデザインケア」という、基本ケア・環境づくり・コミュニケーションを重視したケア方針を掲げています。ご家族との連携を図りながら、イーライフデザインケアの方針をこれまで以上にケアプランに取入れながら「私らしくを、いつまでも。」の実現を目指したいです。
また、今年初めて、特定技能外国人財のスタッフを採用することができました。日本語は堪能な方々ですが、やはり日本特有の微妙なニュアンスを理解することは難しいようで、語学力や海外で生活してきた経験を活かしてサポートしています。
今後は、異文化で過ごしてきた経験を活かしながら、外国人スタッフのケアにももっと携わりたいです。
▼イーライフデザインケアの詳細はこちら
初志貫徹で、これからも「私らしくを、いつまでも。」を追求することが第一の目標です。
当社では、「イーライフデザインケア」という、基本ケア・環境づくり・コミュニケーションを重視したケア方針を掲げています。ご家族との連携を図りながら、イーライフデザインケアの方針をこれまで以上にケアプランに取入れながら「私らしくを、いつまでも。」の実現を目指したいです。
また、今年初めて、特定技能外国人財のスタッフを採用することができました。日本語は堪能な方々ですが、やはり日本特有の微妙なニュアンスを理解することは難しいようで、語学力や海外で生活してきた経験を活かしてサポートしています。
今後は、異文化で過ごしてきた経験を活かしながら、外国人スタッフのケアにももっと携わりたいです。
▼イーライフデザインケアの詳細はこちら
イーライフデザインケア│高級介護住宅│グランクレール-東急不動産HDグループ

介護住宅のイーライフデザインケアページです。グランクレールの介護住宅はご自宅と同じように穏やかに、そして、毎日を愉しくお過ごしいただけるように、お一人おひとりの心に寄り添うケアサポートを行える体制を整えています。ご家族のようにあたたかい介護を提供いたします。
介護が好きな方、人生の最期まで寄り添いたい方にピッタリな職場
――最後に、介護職への就職や転職をお考えの方に向けてメッセージをお願いします。
東急イーライフデザインで働いて実感しているのは、介護が好きだと思える方にとっては、必ず得られるものがあるということです。「私らしくを、いつまでも。」というコンセプトに共感できる方であれば、間違いなくやりがいを感じながら活躍できる環境です。
基本のケアだけをこなすようなあくせくした介護ではなく、お一人おひとりとしっかり向き合いながら介護に携わることができますので、人生の最期まで寄り添いたいとお考えの方はぜひ挑戦してみてください。お待ちしています。
東急イーライフデザインで働いて実感しているのは、介護が好きだと思える方にとっては、必ず得られるものがあるということです。「私らしくを、いつまでも。」というコンセプトに共感できる方であれば、間違いなくやりがいを感じながら活躍できる環境です。
基本のケアだけをこなすようなあくせくした介護ではなく、お一人おひとりとしっかり向き合いながら介護に携わることができますので、人生の最期まで寄り添いたいとお考えの方はぜひ挑戦してみてください。お待ちしています。
※本記事に掲載されている情報は、2025年8月21日時点の情報です。